糖尿病は進行すると三大合併症と呼ばれる視力障害（網膜症）、神経障害（神経症）、腎不全（腎症）を起こすだけでなく、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血など重篤な脳心血管合併症（大血管合併症）を起こすことが知られています。

腎臓病は進行すると腎不全になり透析療法が必要になりますが、実はそれだけではなく腎臓病も進行すると大血管合併症を起こしやすくなります。 さらに、リウマチも進行すると手足の変形や骨粗鬆症だけでなく、糖尿病や腎臓病と同様、大血管合併症を起こしてしまいます。

糖尿病、腎臓病、リウマチ、および循環器病は別々の病気であるため、治療方法は病気によって異なりますが、最終的な治療の目的は全て同じで、日常生活や生命に重大な悪影響をおよぼす大血管合併症の予防とされています。病気の治療はその時の症状を緩和するだけでなく、将来起こる可能性のある合併症を予防し、健康な人と変わらない生活を送っていただくことが重要なのです。

当クリニックでは、これまでの専門医としての幅広い知識と経験を生かし、腎臓病、糖尿病、循環器病、リウマチなどの専門診療とともに、将来起こり得る合併症を予防するための診療を行ってまいります。また、風邪、胃腸炎、インフルエンザ、花粉症、頭痛、胸痛、めまいなどをはじめとした内科全般にわたる診療、さらには、持続する発熱や倦怠感、原因不明の体重減少など、どこに相談して良いかわからない症状をお持ちの患者様に対する診療も行ってまいります。すなわち、いきなり大きな病院に行かなくても、まずは「かかりつけ医」として診療させていただき、必要に応じて高次医療機関にご紹介させていただきます。

スタッフ一同、アットホームな雰囲気で皆様をお迎えいたしますので、お困りのことがありましたらお気軽に来院してください。